太陽光パネルと蓄電池をメーカーごとに比較
太陽光発電を新築住宅、リフォームをきに導入する方が増えてきました。太陽光パネルはたくさんのメーカーから販売されています。そのため「どのメーカーの製品がいいの?」と悩む方も多いです。そこで本記事では、太陽光パネルと蓄電池をメーカーごとに比較致します。これから太陽光発電を導入する方は参考にしてください。
太陽光パネルをメーカーごとに比較
太陽光発電を導入する時に一番先に「どうしよう」と悩むのは太陽光パネルじゃないでしょうか。さまざまなメーカーから販売されていますが、国産のメーカーの太陽光パネルも人気ですよ!
東芝の太陽光パネルの特徴
東芝の太陽光パネルはシンプルな見た目や発電効率のよさが注目されています。Sシリーズは発電率が高く、値段も低価格化しました。
・発電率がよい(変換効率22.1%)
・出力が高い
・2018年以降、価格が安くなりコストパフォーマンスがよい
東芝の太陽光パネル、SPR-X22-360はSシリーズの中でも大型のモデルになります。出力も360Wと大型出力になっています。変換効率が22.1%とパネルの性能が日本でもトップクラスの高さです。2016年のSシリーズは30万を超えるモデルしかありませんでしたが、2018年以降は生産技術も向上し価格が大幅に安くなりました。価格も安くなり発電効率も高いのでコストパフォーマンスもよいです。ハーフサイズや台形の太陽パネルの販売はありませんが、バックコンタクト方式で見た目もシンプルで高級感がある外観です。
パナソニックの太陽光パネルの特徴
パナソニックといえば家電や電気機器を販売する電機メーカーとしても人気です。住宅用の太陽光発電システムにも力を入れています。その中でも、パナソニックの太陽光パネルの中でも『P255αPlus』は高い性能を持っています。
・1枚の発電効率19.9%
・性能が高い
・2017年より低価格が進んだ
パナソニックの太陽光パネル、P255αPlusは発電効率の高さが業界2位!1枚当たりの発電効率は19.9%、出力は255kWと高性能です。パネルの形も正方形、台形井、長方形の形状が販売されていて屋根の形状に合わせて使用可能です。屋根のスペースを有効活用し効率よく設置できます。2017年より低価格が進んだことからコストパフォーマンスもよくなりました。
シャープの太陽光パネルの特徴
シャープの太陽光発電は世界シェアNO.1で多くの住宅や施設に導入されている人気のメーカーです。
・発電効率19.6%
・webモニタリングサービス
・クラウドHEMS
シャープの太陽光パネルはBLACKSOLARという独自の技術により高い発電率を可能にしました。一般的な太陽光パネルは表面でしか発電できませんでしたが、BLACKSOLARは電極を裏面にも配置し裏面での発電も可能し、発電効率を伸ばすことができます。Webモニタリングサービスでは専門家による見守りサービスや不具合や故障にも対応してもらえます。電気の使う、ためる、買うを管理するクラウドHEMSも便利です。スマートフォンからも操作や管理が可能で、電化製品や天気予報などと連携も可能です。
蓄電池をメーカーごとに比較
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで電気を効率よく使う事ができます。蓄電池もさまざまなメーカーから販売しているので選ぶのに悩んでしまいます。蓄電池を選ぶポイントをご紹介します。
・蓄電容量
・放電回数(寿命)
・サイズ
・太陽光発電と併用有無
・停電時の出力
どのような目的で利用するかによりますが、ポイントを参考にすると選びやすいです。
シャープの蓄電池の特徴
シャープ製品の蓄電池の特徴は12,000回の充放電を繰り返しても70%の容量を維持することが可能です。太陽光発電と連携もでき、蓄電池単体としても便利に使う事ができます。コンパクトで収納スペースもコンパクトですみ、寒冷地や重塩害地域にも設置が可能です。
パナソニックの蓄電池の特徴
パナソニックの蓄電池はラインナップが豊富です。スリムで小型、大容量で高出力なものは停電時などに役立ちます。価格も低価格でコストパフォーマンスもよいです。蓄電池のスペース確保に困った時には壁掛けタイプもあります。
京セラの蓄電池の特徴
京セラの蓄電池は蓄電容量が大きいのが特徴です。蓄電容量が大きいものは災害時にも長時間利用でき、12.0kWhで23時間以上、6.5kWhで12時間の連続使用が可能です。
オムロンの蓄電池の特徴
オムロンの蓄電池は世界最小、最軽量です。コンパクトなので壁掛けも可能です。海岸から500m以内で蓄電池の使用を諦めていた方も重塩害対応なので導入できます。
ニチコンの蓄電池の特徴
ニチコンの蓄電池は用途により種類が豊富です。新たに開発されたリチウムイオン電池を搭載しているので蓄電容量16.6kWhあります。住宅用では業界最大クラスです。持ち運び可能なポータブル型もあり蓄電容量は小さいですが非常に便利です。
おすすめの組み合わせ
太陽光発電と蓄電池は組み合わせて使うことで電気代の節約や災害時の非常用電源としても役立ちます。他にも屋根の形状や大容量で電気を貯めたいなど用途別にも組み合わせることが可能です。
屋根が小さい、設置場所がない場合にはコンパクトなものを
屋根が小さい場合にはシャープの太陽光パネル『NQ-256AF』とオムロンの『KPACシリーズ』の組み合わせがおすすめです。NQ-256AFの太陽光パネルはルーフィット設計を採用しているのでさまざまな形の太陽光パネルがあります。種類が豊富なので屋根が小さくても隙間なく設置することが可能です。オムロンのKPACシリーズは機器がコンパクトです。通常一体化されているパワーコンディショナを分離しているので蓄電池ユニットは屋内、パワーコンディショナを屋外に壁掛けで設置できます。コンパクト設計の住宅にも設置でき、置く場所にも選択肢が広がります。
発電効率がよく電気をたくさんためたい
太陽光発電を最大限生かしたい方には太陽光パネルは東芝のSシリーズ『SPR-X22-360』、蓄電池は京セラの蓄電池の組み合わせがおすすめです。SPR-X22-360はバックコンタクト方式を採用していて発電効率がよくなります。発電効率は22.1%と高性能で2018年から価格も大きく下がったのでコストパフォーマンスがとてもよいです。京セラの蓄電池は業界トップクラスの蓄電容量です。たっぷり充電ができるので発電効率がよいSPR-X22-360との相性も抜群です!
性能もコストパフォーマンスもよい組み合わせ
太陽光発電と蓄電池の性能も大事、コストパフォーマンスも重視したい方にはパナソニックの『P255αPlus』とパナソニックの蓄電池の組み合わせがおすすめです。太陽光パネルはパナソニックのP255αPlusはパナソニックの太陽光パネルの中でもコストパフォーマンスに優れたシリーズです。発電効率も19.9%とよく、価格の設定も他社の製品よりも安いです。PS工法なので外観の見た目を損なわないデザインも人気です。同じパナソニックの蓄電池は商品のラインナップが豊富です。性能がよく低価格なので蓄電池もコストパフォーマンスがよいです。太陽光発電と蓄電池の連携で停電時にも高出力で電気が使えるので安心です。
太陽光パネルと蓄電池をメーカーごとに比較しました。メーカーによって性能の違いやコストパフォーマンスがよいもの、インターネットと連携できるものなど種類が豊富です。太陽光パネルは発電効率がいいものだけではなく、屋根の形状に合わせられる大きさの販売があるかの確認もしましょう。
太陽光発電は屋根が小さいから諦めていた方も太陽パネルの大きさや形で導入できるかもしれません。また、蓄電池もスリムでコンパクトタイプも販売しています。省スペースでも置くことが可能なので設置場所の幅が広がるでしょう。